レインボー通信

◆2007年5月10日発行
(第9期−第1号)


レインボー・ホームの代表にA.K.ロイ氏

 コルカタにあるレインボー・ホームは、4年前に、代表のカンナ氏をなくし、代わったB.K.ジャー氏の不品行に、私たちはずいぶん悩みました。そのことは昨年の10月上旬、すべての会員に報告申し上げたとおりです。
 役員を辞めてもらうべく要求しても応じないため、私たちは現地の弁護士と相談し、ジャー氏によって以前、辞任を余儀なくされたロイ氏を合法的に復帰させることに努めてきました。
 そして2007年1月1日からロイ氏は現地法人レインボー・ホームの役員に就任し、彼に代表になってもらうことに成功しました。ジャー氏が不本意とするところは言うまでもなく、まだまだ順調とまではいかないのですが、正式にミーティングできる環境が整いました。
3人  今まではジャー氏とサンディープ氏、役員は二人だけでしたので、すべてにわたってジャー氏の抵抗にあい、ほとんど発展がありませんでした。子ども達も小さいながらずいぶん影響を受け、心に傷を負ったことはとても悲しく思っています。会員の皆さまには、私の無力さをお詫びいたします。
 少しずつ権限が、ジャー氏からロイ氏に移りつつあるのですが、インドのことです。急にというわけにもいきませんが、徐々に権限はロイ氏に移ってきております。まだまだ時間がかかると思いますが、ご理解をお願いします。
 しばらく休んでいましたが、コルカタ郊外に赴き、貧しい人のために無料で医療を行う移動診療も、5月13日から再開します。
 また事情でレインボー・ホームを卒業し、お姉さん夫婦にひきとられたアンジャリは、学校に行き始めたのですが家も貧しいため続けられないというので、本団体から学費を支給することにしました。
 レインボー・ホームを出ても、こうして相談してくるアンジャリは「やっぱりウチの娘だ」なんて思いながら、とても嬉しく思いました。 (五十嵐 薫)




クローバーと青い鳥

好評! 全国各地で
 「マザー・テレサ展」


私たちの原点はマザー・テレサ

府中市グリーンプラザ別館

 今年1月6、7日の府中市グリーンプラザ別館のもつギャラリーにて開催したことを皮切りに、全国各地で『マザー・テレサ展』が開催されております。
 同じく1月、府中市の喫茶店カフェ・ド・クロワッサンにて、3月には三重県南牟婁郡、4月には長野県安曇野、5月には岐阜県恵那市及び埼玉県三郷市で開催されました。
 5月15日から28日にわたって神奈川県藤沢市でも、行われます。
 9月5日から18日には北海道旭川市、10月には山梨県小管村の森林公園のキャンプ場でも予定されております。そして11月には、再び本団体の主催で立川市で『マザー・テレサ展』が行われる予定です。
 マザー・テレサ展は、五十嵐が1985年にマザー・テレサと出会い、他界されるまでの12年間半、そして本団体が22年間、80回以上にわたって実施してきた『インド心の旅』で学んできた「マザー・テレサの精神」を多くの人々に伝えることで、世界中が平和になることに少しでもお手伝いができますように、という願いを込めて始められました。


展示物は無料で貸し出します

マザーテレサ展にて

 展示物は、40点以上になるマザー・テレサとシスター方の写真(ほとんどが五十嵐のオリジナル写真、加えて『インド心の旅』の参加者が善意で提供してくださったもの)、そしてマザー・テレサにいただいたメッセージ(Tシャツに書かれたものもある)、マザー・テレサの言葉のパネル、マザー・テレサに関する書籍の紹介などを用意し、本団体から無料で貸し出しております。
 貸し出しの条件は一つだけ、「入場無料」にしてください。ただし、コーヒー、紅茶、軽食等の喫茶代は問題ありません。また発送と返却にかかる費用は、主催者のご負担になります。展示物に関しては、会場の都合にあわせて主催者が選んでください。


〜 今後の予定 〜
5月15日〜28日(※5月27日はAM11:00)
場所:神奈川県藤沢市「心とからだのケアスペース オアーゼ」
講演:『人間は人の生命に関わるとき自分の生命が最も輝く』
講師:五十嵐 薫
参加費:1000円
連絡先:「オアーゼ」TEL:0466-23-0281 またはE-mail:oase@mbn.nifty.com
9月5日〜18日
場所:北海道旭川市 「旭川六条教会」1F・こども富貴堂KIDSギャラリー
連絡先:中島啓幸 TEL:0166-48-4959
10月
場所:山梨県 「森林公園キャンプ場」
詳細未定
11月1日〜7日
場所:東京都立川市 「市民会館・マミュー立川」地下1Fギャラリー
クマとノート11月3日
講演:『マザー・テレサの真実』
講師:五十嵐 薫
連絡先:NPO法人レインボー国際協会
〒183-0001 東京都府中市浅間町2-14-2  TEL:042-362-2323 FAX:042-362-8864

 今年はインド交流が始まって50年日印交流年です。またマザー・テレサ帰天の10周年です。私ごとで恐縮ですが、今年の元旦の早朝に近くの小高い浅間山の山頂にある浅間神社に妻と散歩を兼ねて初詣しました。緑が茂る静かで小さな山です。遠くに富士山がきれいに見えました。「今年私たちにできることは何でしょうか?」と、心の中で問いかけました。すると初夢にマザー・テレサが出てこられ、「小さな人になりなさい」と。
 いくらがんばってもできないことにとらわれて、この数年つらい日が多かったけれど、「今できる小さなことに一生懸命打ち込んでいこう、結果は天に任せればいい」という気持ちに少しなりかけてきたとき、マザー・テレサ展の企画が与えられ、全国から多くの申し込みがありました。その企画を援助するために大きな団体から寄付も与えられました。
 また、数年間マザー・テレサの原稿を執筆していた原稿に、出版依頼が急に入ってきたり講演の機会も多くなり、信じられないことが次々に起こってくることが不思議でした。
虹とハート  いつもマザー・テレサの原点を忘れずに、平和を願う天の道具として生きられますように、祈り深く2007年を過ごしたいと思っています。(五十嵐)




ノートアイコン

お知らせと報告


府中市NPOボランティアまつり(3月3日)

府中市NPOボランティアまつり

 府中市はNPOの市民活動の推進に力を入れている街です。京王線府中駅前のグリーンプラザと北口広場を使って毎年行われる「NPOボランティアまつり」ですが、今年はバザーに加え、サモサ(インドのスナック)とチャイの販売もやろうということで数日前からその準備にたいへんでした。チャイ担当になった凝り性の五十嵐のこと、計量カップやスプーンを使って何度も何度も試行錯誤を繰り返し、『本場のチャイ』の味をだすのに必死でした。おかげで家族は毎日毎日、何回もチャイを飲まされて実験台、私のお腹はチャイ太り。(私はサモサ担当でした)
 いよいよ当日、花粉症と曇り空のかなり寒い天気の影響で、人手も例年より少なかったのですが、80000円以上の売り上げになりました。(過去最高!です)
 風邪をひきそうなほど寒い中(我が家の末娘は、その後本当に風邪をひきましたが)、文句一つ言わずに頑張ってくださったボランティアさん、本当にありがとうございました。(志保)


*** 編集後記 ***
 かつて私のお師匠さんが晩年に「先頭を行くものは孤独なんだよ」とおっしゃったそうです。そして四十八歳という若さでこの世を去りました。今、私は師匠より五年も長く生きています。
 私はマザー・テレサに出会い、自分がやらなければならないことをがむしゃらにやっていたら、望んでいないのにいつの間にか団体の代表になっていました。
 団体の活動には多くの方々が応援してくださり、すばらしい意見や提案をしてくれるのですが、時には中傷や叱責をいただくこともあります。ありがたいのですが、「猫に鈴をつけに行くのは自分しかいないじゃないか」と心の中で叫んでいるのです。誰にも相談できずに、孤独な淋しさが続いていました。私は打たれることに弱く、何もできない自分に時々落ち込んでしまいます。そんな時に出会ったのがこの詩です。

 「南アフリカの先住民に伝わるハチドリの物語」
 ある時森が燃えていました。森の生きものたちはわれ先にと逃げていきました。でもクリキンディという名のハチドリだけは、行ったり来たり、口ばしで水のしずくを一滴ずつ運んでは火の上に落としていきます。
 動物たちがそれを見て、「そんなことをしていったい何になるんだ」といって笑います。
 クリキンディは、こう答えました。
「私は私にできることをしているの」

 そう言えばマザー・テレサも同じことを言っていました。「わたしたちのすることは大海のたった一滴の水にすぎないかもしれません。でも、その一滴の水があつまって大海となるのです」と。この言葉を心に刻んで、これからも自分ができることをやっていこうと思います。(五十嵐)
このページの先頭へ戻る